• 2026年8月25日
  • 2026年8月23日

便潜血が陰性でも安心できない理由

前回は「便潜血陽性を放置しないで」という話でした。今回は逆に、「陰性=安心」ではないという話です。

陰性が意味すること
大腸がん検診で便潜血が陰性…これは、「今のところ、進行した大腸がんはまだ育っていないだろう」という意味です。でも、このまま便潜血検査のみで過ごすということは、裏を返すとこうなります。

  「便潜血が陽性になるくらいに癌が進行するまで待つということ」

内視鏡で治せるうちに見つけたい
早期のがんや前がん病変(ポリープ)の多くは、便潜血陰性のまま静かに存在しています。大腸がんは、早期であれば内視鏡で切除して治せる代表的ながん。外科手術も抗がん剤も必要ありません。そのために大切なのは、前がん病変(ポリープ)のうちに切除しておくこと、そして定期的な大腸カメラで“きれいな腸”を保つこと。これが、遠回りに見えて一番の近道です。
便潜血陰性のかたへ
「陰性でよかった」で終わらせず、一度は大腸カメラで、ご自身の腸を見ておく

大腸がんがあれば進行して症状が出る前に治療できる。
大腸ポリープがあれば癌になる前に治療できる。
大腸ポリープがなければ数年大丈夫という安心が得られる。
これからの人生、今が一番若い時です。今のうちに確認しておくことをおすすめします。

熊谷内科医院_大腸カメラ https://kumagainaika.com/colonoscopy.html
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医療法人社団熊谷内科医院 副院長 熊谷 健(総合内科専門医/日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医/日本消化器病学会 専門医・指導医/日本肝臓学会 肝臓専門医/京都大学 医学博士)放射線科・消化器内科の両分野の視点で診療に携わり、大学院は肝臓グループに内視鏡を専門とする。国立病院機構京都医療センターや大津赤十字病院では胃カメラ(胃内視鏡検査)や大腸カメラ(大腸内視鏡検査)での食道癌・胃癌・大腸癌手術を主に担当。
神戸市西区・西神中央駅10分

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