• 2026年8月22日
  • 2026年8月23日

大腸カメラは痛い?鎮静剤で眠っている間に

「先生は何が専門なんですか?」
消化器病、肝臓、消化器内視鏡、総合内科いろいろと専門医/指導医を持っていると、一体どれが一番得意なんですかと思われがちですが、実は、内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)が一番の専門です。熊谷内科・消化器内視鏡クリニックにしてもよかったくらいですね。大腸や食道・胃の腫瘍切除は、私が最も得意とする分野です。大学院時代には内視鏡を専門に学位を取ろうと考えていたほどで、思い入れも技術も、ここに一番注ぎ込んできました。
大腸カメラも、当院では鎮静下
「大腸カメラは苦しいからもうしたくない」「知人から痛いぞとおどされた」 これはもう、過去の話です。
当院では鎮静剤を使った大腸カメラを基本にしています。理由はシンプルで、痛かったせいで検査から遠のいてしまうのが、一番よくないからです。
第一印象が、その後10年20年を決める
初めての大腸カメラで「二度と受けたくない」と思ってしまうと、その方はその後10年、20年と検査を避け続けることになりかねません。その間に、早期であれば内視鏡で治せたはずのがんが、進行してしまう可能性がある。だからこそ、初回の検査体験を極力ラクなものにすることが、医療者としての責任だと思っています。前処置の下剤から、検査中、検査後まで、すべて含めて。
下剤の量も、できるだけ減らしています
最近は下剤の量をなるべく減らす方向で調整しています。単調な味の液体を大量に飲み続けるむのは、多くの方にとって苦痛のはずです。量や味を調整して、2026年7月頃からある程度満足していただける形になったかと思っています。
鎮静が効かない体?
鎮静剤さえ使えばどこでもラクな検査ができる、というわけでもありません。「眠ってできると聞いていたのに全然寝られなかった」「あなた効きにくいですねといわれた」これらは鎮静剤の量が加減できていない可能性がありますのでご相談ください。量の調整にも経験が必要です・・・しかし大量の睡眠薬を飲まれている方や大量の飲酒歴がある方はさすがに効きづらいことがあります。
腸が長い
これはよくある話で、本当の挿入困難例が混じっています。多いのは肥満体型で、内臓脂肪のクッションに腸が埋もれてしまってお腹の中で大腸カメラが容易にトグロを巻いてしまう、という方です。他にもお腹の手術後や子宮内膜症で腸がガチガチに固まってしまっておられると、強い屈曲をお尻の外からの操作だけで超えることが難しいことはあり得ます。なんやかんやいろいろな小手先の技でなんとかするしかありません。これも目が覚めていたらしんどいので、眠ってやった方が良いです。

検査枠には余裕があります
さて、当院は今年内視鏡を始めたばかりで、大腸カメラの検査枠には、まだまだ余裕があります。
「そろそろ受けたほうがいい気がしている」「便潜血で引っかかった」「家族にポリープや大腸がんの人がいる」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。「これなら毎日受けてもええわ」を目指せるように精進を続けます。

熊谷内科医院_大腸カメラ https://kumagainaika.com/colonoscopy.html
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医療法人社団熊谷内科医院 副院長 熊谷 健(総合内科専門医/日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医/日本消化器病学会 専門医・指導医/日本肝臓学会 肝臓専門医/京都大学 医学博士)放射線科・消化器内科の両分野の視点で診療に携わり、大学院は肝臓グループに内視鏡を専門とする。国立病院機構京都医療センターや大津赤十字病院では胃カメラ(胃内視鏡検査)や大腸カメラ(大腸内視鏡検査)での食道癌・胃癌・大腸癌手術を主に担当。
神戸市西区・西神中央駅10分

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