体重管理外来(自由診療)
肥満や過体重は、糖尿病・高血圧・脂質異常症・脂肪肝・睡眠時無呼吸・心血管疾患など、 多くの健康障害の引き金になります。
GLP-1/GIP受容体作動薬を使った減量治療が広がる一方で、説明や安全管理が 十分でないまま薬だけが渡される例が問題になっています。
当院は、内科専門医・肝臓専門医が 対面で診察し、適応の見極めから副作用の管理、薬剤の廃棄まで責任をもって関わる体重管理外来を行っています。
ご来院のうえ、医師が同意書をもとに治療内容・費用・リスクを詳しくご説明し、納得いただいてから治療を始めます。
当院の姿勢
① 対面で診て、適応を見極めます
内科・肝臓の専門医が直接診察します。本当にこの治療が向いているか、ほかに優先すべき治療がないかを確認します。
② 自己注射が不安な方へ ─ 初回は院内で
「自分で注射できるか不安」という方も多くいらっしゃいます。初回は院内で看護師・医師がそばで一緒に行い、打ち方を確認できます。慣れてからご自宅での自己注射に移っていただけます。
③ 使用後の注射針・容器を回収します
神戸市では注射針・ペン型注射器は家庭ごみに出せず、医療機関への返却が原則です。誤った廃棄は、ごみ収集の方などの思わぬけがにつながることもあります。当院処方分は当院で回収し、廃棄まで安全に完結できます。
④ 副作用に責任をもって対応します
体調の変化があれば診察・血液検査で評価し、必要に応じて用量や投与間隔を調整します。「何かあったときに診てもらえる」体制を大切にしています。
保険か自費か
減量を希望される方で糖尿病をお持ちの方や肥満症の基準を満たす方は、保険診療として 適切な体制の整った医療機関で治療を受けられる場合があります。
下の図で、ご自身がどの道筋にあたりそうかご確認ください。
※ いずれの道筋でも、診察と必要な検査のうえで医師が最終的に判断します。ご自身での判断が難しい場合も、まずご相談ください。
※ 点数は保険診療の対象になりやすいかの目安であり、病気の重症度とは相関しません。
※ 保険適用には、食事・運動療法を一定期間行っても効果が不十分であることや、施設基準を満たす医療機関での処方であることなどの条件も加わります。
治療内容と費用
当院の体重管理外来では、週1回の自己注射薬を用います。
治療は1ヶ月単位で、診察・処方・必要な検査をあわせて行います。
薬剤費(1ヶ月あたり・診察料込み・税込)
| 薬剤名(一般名) | 2.5mg | 5mg | 7.5mg | 10mg |
|---|---|---|---|---|
| マンジャロ(チルゼパチド) | 24,000円 | 36,000円 | 48,000円 | 60,000円 |
| ゼップバウンド(チルゼパチド) | 30,000円 | 42,000円 | 54,000円 | 66,000円 |
※ 当院では各薬剤とも10mgまでを使用上限としています。これを超える用量が必要な状態となった場合は、当院での治療適応外となります。
検査・配送などの費用(税込)
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 血液検査(糖尿病採血:HbA1c・血糖) | 2,500円 |
| 血液検査(副作用評価:AST・ALT・γ-GT・Cr・AMY) | 2,500円 |
| 甲状腺超音波(エコー)検査 ※必要時 | 5,000円 |
| クール便(在宅配送・1回あたり) | 2,000円 |
| 診察のみで処方を見送った場合の診察料 | 2,000円 |
※ 薬価改定・物価変動・仕入価格等により、料金は改定されることがあります。改定時は院内掲示等でお知らせします。
治療を検討される方へ ─ 必ずお読みください
- 自由診療(自費)です。本治療は健康保険が適用されない自由診療で、費用は全額自己負担となります。
- 承認されている効能・効果について。マンジャロは2型糖尿病の治療薬として国内で承認された医薬品であり、体重管理(減量)を目的とした使用は承認された効能・効果に含まれない「適応外使用」です。ゼップバウンドは肥満症の治療薬として国内で承認されていますが、保険適用の要件を満たさない場合は自由診療での使用となります。いずれも国内で承認された医薬品であり、医師の個人輸入や未承認医薬品ではありません。
- 主なリスク・副作用。悪心・嘔吐・下痢・便秘・食欲低下などの消化器症状のほか、まれに急性膵炎、胆嚢・胆道の障害、腸閉塞、急性腎障害、低血糖(他の血糖降下薬併用時)などが報告されています。また甲状腺腫瘍のリスクが指摘されています。
- 救済制度の対象外。適応外使用および自由診療のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
- 効果には個人差があります。減量効果や副作用の程度には個人差があり、効果を保証するものではありません。
受診の流れ
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ご来院・ご相談
このページをご覧になって来院された旨をお伝えください。お困りごとやご希望をうかがいます。
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診察・適応の確認
医師が診察し、保険診療が適しているか、自由診療の対象かを含めて判断します。必要に応じて検査を行います(この診察・検査は自費となります)。
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同意書による詳しい説明
治療内容・費用・リスク・遵守事項を、同意書をもとに医師が一つずつご説明します。ご不明な点はその場で解消してください。
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ご納得のうえで治療開始
内容に納得いただけたら、ご署名のうえ治療を開始します。開始後も診察・検査でフォローします。
※ 治療開始後も、目標達成時の中止のご提案や、副作用に応じた用量・投与間隔の調整など、状況に応じて医師がご相談しながら進めます。
体重のこと、一度きちんと相談してみませんか
- 「自分は保険診療と自由診療のどちらなのか分からない」という段階でも構いません。まずは診察にお越しください。
※ 在庫確保のため、お電話でご連絡いただけると幸いです。
※ ご連絡がない場合、在庫確保の都合により当日お渡しできないことがあります。